北海道 函館

北海道

1859年に開港した港町の函館。
開港により西洋文化がいち早く取り入れられてエキゾチックな街並みが形成されました。
ハイカラな文化やモダンでレトロな雰囲気は、現在も残っています。
今回は道南最大の都市で、美しい夜景もある観光都市函館を私が訪れた所を紹介します。

函館山

展望台は函館市街地と周辺の海や山が一望できるスポットとして有名です。
眺望は”ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改定第2版”で三つ星として紹介されています。
360度眺望を望める函館山は一番のおすすめスポットです。
ミシュランで三つ星として紹介されているだけあって、眺めは抜群です。
日中訪れると北海道駒ケ岳や津軽海峡を挟んで青森県まで見ることができます。

そして、函館山と言えば何と言っても夜景です。
日の入り直前くらいから訪れると日中の眺望と夜景の眺望の両方を楽しむことができます。
日が暮れて徐々に暗くなってくると、街に灯りが付き始め美しい夜景へと変わっていきます。
街の灯りがキラキラと煌めく様子を楽しむことができます。
夜景を楽しむ際に気を付けてほしいのが、季節にもよりますが防寒対策をして訪れていただきたいと思います。
私が夜景を見に行ったのは9月中旬でしたが、山の上は風が強く上着がないと1時間も滞在できないくらいの寒さでした。
日中と夜景とそれぞれに違う楽しみ方があり、私は両方楽しむことをおススメします。

アクセス:函館山ロープウェイロープウェイ山麓駅まで
     JR函館本線函館駅より函館市電で5分「十字街」電停下車、徒歩10分 
     山麓駅から山頂展望台まで約3分、
     または JR函館本線函館駅より 函館バス1系統函館山登山バスで約30分
     「函館山山頂」下車

元町

元町エリアは、歴史的建造物や教会・修道院点在し、函館山から海へと伸びる坂が何本もあるエキゾチックなエリアです。
歴史的建造物や教会・修道院は見学や拝観ができる所もあります。

私は、函館市旧イギリス領事館(開港記念館)のティールームと旧函館区公会堂を訪れました。
函館市旧イギリス領事館はその名のとおり、1934年まで領事館として使用していた所で、開港記念館として当時の様子を展示したり、雑貨ショップも併設されています。
ティールームではアフタヌーンティーも楽しめますが、私はアフタヌーンティーのラストオーダー15時に5分だけ間に合わず、ケーキセットにしましたが美味しいケーキと紅茶をいただくことができました。
アフタヌーンティーを楽しみたい方は時間に気を付けて下さい。
旧函館区公会堂は黄色とブルーグレーの一度見たら忘れらない外観の建物です。
住民のための集会所だった所を現在では歴史や建物の特徴などを解説した展示をしています。
2階にはバルコニーがあって、バルコニーからは函館港が一望できておススメのスポットです。

アクセス:JR函館本線函館駅より 函館市電で5分「十字街」電停 、
     または8分「末広町」電停下車

五稜郭公園

戊辰戦争最後の戦い、箱館戦争の舞台となった特別史跡の五稜郭跡が公園として整備されています。
城郭は五角形の星形になっていて、近くの五稜郭タワーからその形を見ることができます。
現在の五稜郭タワーは2代目で初代よりも展望位置が2倍の高さになっています。
私は初代のタワーしか行ったことはありませんが、初代のタワーからでは星形をはっきりと確認することができませんでしたが、2代目タワーからは星形をきれいに見ることができるようです。

また、公園には箱館奉行所が復元されています。
奉行所は建物全体の1/3規模が復元されていますが、復元されていない所も地面に当時の間取りが線で表されていて、それを見ると奉行所の大きさを実感することができます。

そして、五稜郭公園は桜の名所で春になると桜が咲き誇ります。
私はゴールデンウィークに訪れたことがあるのですが、私が訪れた年は満開ではなかったですが、桜の花を満喫することができました。

アクセス:JR函館本線函館駅より函館市電で17分「五稜郭公園前」電停下車、徒歩約18分

金森赤レンガ倉庫

ベイエリアの観光スポットで、岸壁に赤レンガの倉庫が建ち並んでいます。
もともと倉庫して使用していた所が現在ではショッピングモールやビアホールなどの飲食店、イベントホールになっています。
目の前に海が広がり、函館が港町であることを実感できるスポットの1つです。

アクセス:JR函館本線函館駅より徒歩約15分、または 函館市電で 5分「十字街」電停下車、徒歩約5分

今回紹介した以外に朝市や湯の川温泉、谷地頭温泉などの温泉も函館にはあります。
北海道新幹線も開業し、関東や東北から列車でのアクセスが良くなった函館を訪れてみてはいかがでしょうか。