熊本 通潤橋

九州

橋の上から放水するところを一度見に行ってみたいと思っていたので、2014年7月熊本へ出張に行ったときに休みの日があり行ってきました。
放水を間近で見ると豪快でなかなかの迫力でした。

放水は日時が決まっているので、放水を見たい方は事前に放水カレンダーで確認してから行かれることをお勧めします。
時間になると栓が抜かれて放水が始まります。
放水の様子は川の両岸から見れます。
放水時間は15分間なので、その間にお気に入りのアングルを見つけてみるのもいいかもしれません。

私が行ったときは橋は下から見るだけでなく橋の上にも行くことができました。
しかし、現在は安全対策のため通行できないみたいです。
ちなみにですが、橋の上から見た放水の様子はこんな感じです。
橋には柵がないので、端の方で写真を撮るときはスリルがありました。

私は熊本交通センター(現・熊本桜町バスターミナル)から路線バスに乗っていきました。
ただし、バスの本数が少なかったので車で行くことをお勧めします。
橋の手前に道の駅があって、車はそこに駐車できます。

この橋は水不足に悩む白糸台地に水を送るため、1854年に惣庄屋・布田保之助ふたやすのすけによって造られた日本最大のアーチ式水道橋です。 1960年に国の重要文化財に指定されています。
水路の長さ126m、橋の長さ75.6m、橋の幅6.3m、橋の高さ20.2m、アーチの半径27.6m。橋の上部に石の通水管が敷設され、今でも周辺の田畑を潤しています。
江戸時代に造られた物が今も使用されていて、江戸時代の建造技術に驚かされました。
放水は通水管に詰まった堆積物を取り除くために行なわれているそうです。

アクセス:九州自動車道松橋ICより約45分。九州中央自動車道山都中島西ICより約20分。
     熊本桜町バスターミナルより約1時間29分、
     熊本バス「通潤山荘」行き「通潤橋前」下車。