福岡 門司港

九州

九州の玄関口、北九州市門司港。
明治時代に開港し、明治時代から昭和時代初期にかけて建築された当時の面影を残すレトロな建物が今でも残り、多くの観光客が訪れる観光地です。
レトロな建物を鉄分多めの内容で紹介します。

JR九州 門司港駅

門司港駅は私が好きな駅の1つです。
重要文化財に指定されている駅舎の趣とまっすぐに伸びる頭端式ホームがお気に入りのポイントです。
列車で訪れる場合は門司港駅が観光の起点になります。
関門トンネルが開通するまでは九州の鉄道の玄関口で、九州の鉄道の起点を示す0哩(マイル)標があります。
2019年には6年にも及ぶ復元工事を終え、大正時代の姿に復元されました。
1番上の写真は復元後の駅舎です。
復元後の駅舎は時間の都合であまりゆっくり見ることができなかったので、また次行く機会があればゆっくりと見たいものです。

ちなみにですが、復元工事前の駅舎の様子は以下の写真のとおりでした。
復元後もレトロな雰囲気は残しつつも、印象が違う駅舎になったと思います。

九州鉄道記念館

続いて、門司港駅から徒歩3分の所にある九州鉄道記念館を紹介します。
旧九州鉄道本社の赤レンガの建物が現在は記念館となっています。
2014年には国の登録有形文化財に登録されています。
中央ゲートから入るとまず九州で活躍した実車が迎えてくれます。

実車の展示を抜けると赤レンガの本館に辿り着きます。
本館では九州の鉄道の歴史を当時の写真などで紹介し、「つばめコーナー」では歴代の名列車「つばめ」を紹介しています。
九州を走っていたブルートレインのヘッドマークは懐かしく、ここで見れたことに感動しました。
また、九州を舞台にしたジオラマもあります。
屋外にはミニ鉄道公園があって、5つのミニ列車の運転ができます。

アクセス:JR鹿児島本線門司港駅より徒歩3分

門司港レトロ

門司港は最初の書いたとおり、明治時代から昭和時代初期にかけて建築された当時の面影を残すレトロな建物が今でも残っています。

港の方へ歩いていくと関門海峡をまたぐ関門橋が見えてきます。
ウォーターフロントの方にもレンガ造りの旧門司税関や大連友好記念館があります。
門司港レトロの建物はギャラリーやレストラン、休憩所など、中に入って建物を楽しむこともできます。

そして、関門海峡、関門橋を見渡せる場所にブルーウィングもじという、全国で最大級の歩行者専用のはね橋が架かっていています。
1日6回、水面に対し60度の角度に跳ね上がります。
タイミングが合えば橋の跳ね上がるところが見られるかもしれません。

アクセス:JR鹿児島本線門司港駅下車

門司港レトロは、門司港駅から徒歩数分の所に見どころ満載です。
時間があまりなくても十分楽しめると思いますので、訪れてみてはいかがでしょうか。
また、訪れた時は門司港発祥のご当地メニューとして親しまれている焼きカレーを食べてみることをお薦めします。
ご飯の上にカレーとチーズや玉子などをのせ、オーブンで焼いたもので、できたてはちょっと熱かったですが美味しかったです。